Diorの中目黒?都心側の“サブ乗りかえ駅”の開発
こんにちはどすこいです。
初めての方、こちらの記事から読んでみてください。
目次
- 大都会Diorの中心に乗り入れる私鉄・Quince Rail
- 3複線それぞれの役割は?
- Diorの中目黒、Louvre駅
- あえて急行は通過扱い
- Louvreは4路線が集まる乗りかえ駅
- Louvre駅利用者の悲痛な声
- 優等の停車駅を考えるのって面白い
大都会Diorの中心に乗り入れる私鉄・Quince Rail
今回はDior駅の手前にある乗換駅・Louvre駅を紹介しようと思います。
まずはこのサイトで何度もあげている、Dior駅の写真をご覧ください。
当ブログの読者の方なら見慣れた写真ですよね。線路が山ほどあります。
この画像、最近はGoogleでシムシティ4って入れて画像検索すると1番上に出てきたりするんですよ。いやぁ嬉しいです。
まぁそれは置いといて、今回の話に関係するのは、この写真の真ん中やや上にあるGrand Diorと言う駅から出ている3本の路線ですね。(Dior駅は鉄道会社によって駅名が若干違う)
3複線それぞれの役割は?
Grand Diorの看板が立っている大きな駅舎から出ている2本の路線と、小さな駅舎から出てる1本。この合計3線がQuince Railの線路です。
この3複線は本線であるQuince lineと田園都市線的な路線・Teretha lineが併用しています。
両路線とも分かれた後は複々線なので、合流しているこの区間が3複線というのはキャパ的には厳しい状態ですね。場所がどうしても3複線分しか確保できなかったんです。
その結果、この区間は3複線でもかなり酷い混雑になってます。
一番上の線路は各駅停車が走る線路で、Grand Dior駅を出てすぐにLouvre roadという駅が設置されてます。
この駅は見て分かる通り各駅停車のみが停車。東横線で言う代官山でしょうか。
有名な名前の駅なのに各駅停車しか停まらない。そんな感じ。
その下の線路は3複線区間のみ急行運転を行う「準急」が走る線路です。この準急は3複線区間から複々線区間に入ると各駅停車になります。
Diorから微妙に遠い地域に向かう人用の種別ですね。東横線でいうと日吉ぐらいまでが限度でしょうか。
あとこの種別は今回紹介するLouvre駅で乗り換えをする人にとって、重要な種別とも言えます。(後述します)
そしてその下を走る線路は急行が走る線路です。以前に紹介したKangaloo gardenやIsram monumentへはこの種別が便利ですね。
Diorの中目黒、Louvre駅
今回紹介するLouvre駅はこの線路の先にあります。下の写真をご覧ください。
これはGrand Dior駅からやや右にスクロールしたところです
Grand Dior駅の次の駅、Louvre road駅があって、その次の駅にLouvre駅というのがありますよね。
この駅が題名でも書いたDiorの中目黒ことLouvre駅です。
どの辺が中目黒なのかと言うと、この駅は都心へ向かう地下鉄に乗り換える事ができるようになってるんです。
東横線の中目黒も日比谷線に乗り換える事ができますよね。
そこで乗り換える事によって、混雑する渋谷を通ることなく都心に向かう事ができます。
Louvre駅もそれと同じで、Grand Dior駅の混雑を少しでも緩和するための乗換駅として機能してるんです。
ここから地下鉄(Dior Subway)に乗り換えて直接都心に向かう事ができます。
小田急線でいう代々木上原、関西では阪急京都線の淡路が似たポジションでしょうか。
あえて急行は通過扱い
でも写真を見てもらえば分かるように、この駅は準急は停まるんですが、急行は通過しています。
東横線の特急は当初中目黒を通過してましたが、それと似た状況と言えるでしょう。
急行に利用者が集中しないようにあえて通過してるんですね。
Louvreは4路線が集まる乗りかえ駅
それではどんな風に地下鉄が走っているのか見てみましょう。
ちょっとこの画像でわかりにくいんですが、Louvre駅には二本の地下鉄が通ってます。ちょっとそこは中目黒とは違いますね。
地下鉄以外には「Louvre Tram」という路面電車への乗り換えもできます。
Dior駅東側の繁華街、Louvre Mallはショッピングストリートのど真ん中を路面電車が走る「トランジットモール」になっていて、Louvre Tramはそこを走る路面電車なんですね。
つまりこの駅は4路線が交わる乗換駅なんです。そこを急行が通過するなんて思い切った遠近分離ですね〜(自分で言う)
ちょっと引いて見てみましょう。
ちょっと分かりやすくなりましたかね。
まず最初に見て欲しいのはLouvre駅から左に向かって走ってる地下鉄路線。(赤くなってるやつです)
この路線はDior駅で環状線に乗り換えることなく、別のターミナルに向かう地下鉄です。
例えると中目黒から品川に向かう地下鉄が走ってる感じかな?他にそんな路線がないので結構混み合ってます。
あともう一つ、Louvre駅から緑色の路線が左上のほうに走ってますね。(Dio view駅を経由してるやつです)
この路線は混雑するDior駅で乗り換えする事なくDior駅前のビジネス街・Grandon地区に行ける路線です。
Dior駅前と言っても、副都心線の新宿3丁目みたいなとこですけどね。
この路線こそGrand Dior駅の混雑緩和に貢献する路線のはずだったんですが、利用が予想を大幅に下回ってます。
この路線もっと使われると思ったんですけどね・・。読みが外れました。
「急行停めれば利用者増えるんじゃない?」という声が聞こえてきそうですね。
実際にQuince Railで長距離通勤をする利用者からもそんな声が挙がってるんですよ。(ここから妄想)
Louvre駅利用者の悲痛な声
都心からそれほど遠くない沿線に住んでる人は、最初から準急に乗れば普通にLouvre駅で乗り換えができます。
でもKangaloo gardenやそれ以遠の人は、最初から準急に乗ると時間がかかってしょうがないんですね。だから急行に乗ってDiorに向かいたい。
でもLouvreには急行が停まらない。
不便ですよね。彼らは途中の二子玉川や自由が丘の様なポジションの駅で、準急に乗り換える事を余儀なくされてます。
ただでさえ長距離通勤は大変なのに、準急への乗り換えも強いられる。可哀想な郊外ニュータウンの住民。
そんな恵まれない彼らから「Louvreに急行を停めてほしい」という要望が何度も出されてます。
でもQuince Rail側は「遠近分離が崩壊するから急行は停めない」の一点張り。
東急は中目黒に特急を停める事にしましたが、Quince Railはなかなか頑固なようですね。
優等の停車駅を考えるのって面白い
・・妄想は以上です。こんな感じで急行や準急の停車駅考えるのめっちゃ楽しいので、ぜひやってみてください。
今回紹介したLouvre駅は急行を通過させましたが、逆に「準急は通過して急行は停める」みたいな千鳥停車をしても面白いかもしれません。
今回は以上です。またちょくちょくアップしていきますね〜。
いろいろな終点。
今回はDior都市圏の色々な終着駅を紹介したいと思います。
初めての方、こちらの記事から読んでみて下さい↓
目次
どんなに大都会の真ん中を走ってる路線でも、終点まで来ると何もなかったりする事ってありますよね。
まず最初に紹介するのはそんな終着駅。
驚くほど何もない終着駅
どうですか?見事に何もありません。あるのは謎の塔のみ。
この路線、大都会Diorの中心、Dior駅から出てる東急田園都市線的な路線の終点なんです。
大都会の高層ビル群やマンションが立ち並ぶベットタウンを走り抜けて、最後にたどり着くのはこんな静かな場所なんですね。
なぜこんな謎のモニュメントしかないところに鉄道が作られたのか?それはこのモニュメントが宗教の聖地だからです。
宗教といっても日本で言う仏教のようなもので、現在は信仰心の強い人はそんなにいません。(Isramという名前ですが現実世界のイスラム教とはもちろん関係ないです)
以前の記事で宗教の概念を少し入れると面白いという話をしましたね。
実際の日本の街にもお寺とか神社とか、宗教に関する施設はたくさんありますよね?別に全然珍しくないです。
関東の牛久大仏とか、関西のPLの塔とか完全にコレです。
シムシティの街に個性を与えたい、ストーリーを付与したい僕としてはこれは取り入れざるを得ません。
そういう考えから、街の所々にこういった“謎の建築物”を配置しています。
こんな終着駅が出来上がった経緯
それでは少しこの地域に関する妄想を。
Isram monumentという塔が建っているこの場所は、昔から信者の人がたくさん訪れる聖地。
しかしまだ車がなかった時代、信者全員がこの場所まで徒歩とか馬に乗ってくるのは大変だったんですね。
そこで首都のDiorからこのIsram monumentを目指して鉄道の建設が行われました。それがこのTeretha lineです。(途中Terethaという街を経由します)
車が普及して無宗教な人も増えた現在、この鉄道路線は役割をほぼ終えたといっても過言ではありません。
利用者は全盛期の5分の1以下に。しかもほとんどが観光客という状況です。
「Isram monument駅付近を宅地開発しよう」という声もあったのですが、ここは都心からも遠く、聖なる場所という事もあってなかなか実現しません。
これからもこの場所は、時間が止まったような不思議な場所であり続けるでしょう。
でもこういう「時代が変わって存在意義が曖昧になってしまった路線」って味わい深くないですか?現実世界にもこういう路線ありますよね。
ちなみに終着駅は何もないですが、そこに至るまでのTeretha line沿線にはニュータウンがたくさん建設されています。
以前の記事で紹介したKangaloo gardenもそのひとつ。
それでは次いきましょう。
ターミナル感あふれる終着駅
今度は結構賑やかな終点。Ayutaya市の中心・Ayutaya駅です。
Ayutaya市はAyutaya郡(ぐん)の郡庁所在地です。県庁所在地みたいなもんですね。
左側に見えているターミナル駅が私鉄・River Side ExpressのAyutaya駅です。
そこから放射状に伸びる道路が、この街のシンボル。
この駅前の感じ、僕の中で「ヨーロッパのターミナル駅」の雰囲気が出てて好きなんですが、どうでしょうか?
この駅が位置するAyutaya郡は、郡のほとんどの地域はDiorの都心から遠いんですが、Ayutaya市だけはなんとかDiorに通える位置にあります。
関西でいう和歌山市のポジションかな?
郡の中心なだけじゃなく、郡で唯一、大都市にも通える。
郡下の他地域との格差は広がるばかり・・。Ayutaya市はそんな街。関東では高崎が近いかも。
続いてはCanary transitのCanary Newtown lineの終点・Mango dale駅。
ニュータウン路線の終着駅
この路線は関東でいう小田急多摩線や関西の泉北高速線のような路線。
ニュータウンへのアクセス鉄道として本線から分岐していくつか駅がある感じです。
ここは都心からまあまあ距離があるのに思いのほか駅前が発展してびっくりしています。
この駅、れっきとした終点なんですが、写真を見るとMango dale駅よりもまだ先に線路が続いています。
終点なのになぜ?実はこの先には・・
車庫があるんですね〜。ゲーム的には完全なる土地の無駄遣いなんですが、こういうのも個性を出すためにやってます。
あと車庫とは別の方向にも線路が若干伸びてますが、これは将来延伸するかも?という意思表示ですw
車庫を移転させて、今車庫があるところに線路を延伸してさらなる宅地開発を行うという構想が一応あります。
でもこの地域は上でも言った通り都心から距離があるので、新しい開発はよほど需要が高まらない限りは動き出さないでしょうね。
次も一見終点に見えない終点です。
国境の終着駅
この駅も新幹線は終点になってますが、在来線のほうはまだ線路が川の向こうに伸びています。
この駅は駅名からもわかるように国境の駅です。この国の国鉄の終点なんです。
この川が国境になっていて、川の向こうはPomeraniaという国です。(ちなみにこちら側の国名はRekrea unitedです。首都はDior)
川の向こうはどうなってるんでしょうか?見てみましょう。
Pomerania側にもRekrea United側と同じぐらいの規模の駅があります。しかし駅前が驚くほどパッとしません。
特に上側なんて単なる集落と言う感じ。一国の玄関口とは思えません。
それもそのはず、Pomeraniaは経済がかなり遅れた発展途上国なんですね。
Rekrea Unitedとはかなりの経済格差があります。韓国と北朝鮮みたいな感じ。
経済格差がなければ新幹線の直通運転もできるんですが、Pomerania側に新幹線を建設するほどの経済力がないので、実現していません。
なので、Pomerania国内からDiorへ向かう場合、国境の川を渡った後、Paltenon borderで新幹線に乗り換えて行くという事になってます。
だからここが新幹線の終点になってるんですね。
この国境の川は鉄道一本と大通り一本でのみ、行き来が出来るようにしています。
あんまり気軽に往来されても困るので、道路には両側に料金所を設置。鉄道はまぁしょうがないですね。
両国とも国の入り口の所には、ゲートというかモニュメントのようなものを配置して国境っぽさを出しています。なぜかPomerania側はスフィンクスですがw
ということで今回の記事は以上です。また次回の記事で会いましょう〜
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新幹線通勤の街
今回は新幹線通勤の街の話です。
初めての方こちらの記事から読んでみて下さい
目次
新幹線で都心まで通勤する街
上の記事でも話しましたが、Dior都市圏には新幹線があります。
基本的に新幹線は都市間移動の高速鉄道として使っていますが、現実世界と同じく都市と都市の間に途中駅というのが存在してるんですね。
そこにもまた民主主義の概念を取り入れていて、地元の政治家のゴリ押しで作った、周りに何もない新幹線駅なども存在しています。(以前の記事で紹介しましたね)
で、今回話すのはそんな都市と都市の間の途中駅から、“新幹線でなら”Dior都心に通勤できる街の話。
Ramasterという、もともとはDiorの都心に通勤できる街じゃなかったのに、新幹線の駅ができて突然通勤できる街になってしまった、そんな街を作りました。
現実の街で言うと三島が近いですかね。
新幹線駅ができたことから、その駅の周りのみ急速に発展。異様な景色になっています
新幹線ができる前まで存在した地域対立
Ramasterには「North Ramaster」と「South Ramaster」があるんですが、新幹線の駅があるのはNorthのほう。
Southのほうは新幹線は通過するので、国鉄在来線と私鉄の駅を使います。
South Ramaster駅は在来線で通勤できる通勤圏のいちばん端っこというポジション。三島に対する熱海みたいな感じかな。
よくDior都心で「急行South Ramaster行き」の電車を見かける、そんな感じ。
国鉄も私鉄もSouth Ramaster駅までは複々線で、ここから先Ramaster駅方面は複線です。急行も各駅に停車。
つまり新幹線ができるまでは南はDiorにギリギリ通勤できる街で、北はDiorに通勤するのがやや困難な街だったわけです。
でも街の中心があるのは新幹線がある北のほう。取手と水戸のような関係でしょうか。
そんな関係だったので長らくの間、南の人は北の人を「Diorに通勤できない田舎者の街」とか言って馬鹿にしてきました。
それに対し北の人は「あいつらはDiorの事ばっかり考えて地元Ramasterをバカにしている。Diorが好きならDiorに住めばいいだろう」とバカにする。つまり仲が悪かったんですね。
新幹線開業がもたらした変革
ところが新幹線駅ができてその状況が一変。北の人のほうがDiorまで早く到達できるようになってしまいました。これには南の人も涙目。
新幹線Ramaster駅付近にはマンションや高層ビルがどんどん建設されて、北と南の格差は開く一方。
出来た当初は「北の田舎者がDiorに行くようになった」とか言ってバカにしてたんですが、今では北も南もDiorの通勤圏になった事で前より話が噛み合うようになった様子。
みんなでRamasterをバカにする話で盛り上がる事もあるそうです。
現在のRamasterの街の様子
・・妄想はこの辺にしといて、Ramasterの街を少し引いて見てみましょう。
こうして見てみると、新幹線の駅付近だけビルやマンションが林立しているのが分かりますね。周りと全然違います。この光景すばらしい・・。
この画像にはSouth Ramasterが入っていないので、新幹線が通過するSouth Ramasterの状況をもう一度見てみましょう。
こっちもそれなりにマンション等建ってますが、差は歴然ですね。やっぱり新幹線効果はすごいです。南の人は潔く負けを認め、今まで散々バカにしたことを詫びるべきです。
真ん中を通過してるのは新幹線で、その下側を走ってるのはDior Expressという私鉄。上は国鉄です。
上でも述べた通り複々線はSouth Ramasterまでで、そこから先は複線になります。国鉄の方はそのまま複線になるだけですが、私鉄の方は2路線に分かれます。
Ramaster駅と違う方向に分かれていく路線はEdinsk lineという路線で、急行の各駅停車区間にありがちな戸建て中心のニュータウンが広がる路線です。
このあたりの風景も結構好きなので写真載せておきます。
話は以上です。今回は新幹線の話だったので、最後に個人的に気に入っている「ゴミ地区を走る新幹線」の写真を紹介して終わりにします。
シムシティ4をやった事のある方なら分かると思うんですが、ゴミ捨て場と発電所と刑務所は街の中心部から離れた所にまとめて置きたくなりますよね。(全部街の発展に悪影響)
そんな誰も近くに住みたくない施設を集めたエリアを「ゴミ地区」と呼んでいます。
そんなゴミ地区を、夢いっぱいの新幹線の線路が横切るという素晴らしいギャップ。
以上、新幹線の話でした。
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首都・Diorの開発 その1
初めての方はまずこのエントリから読んでください。
郊外の話ばっかりなので今回は都心の話。
目次
- 首都Dior最大の駅は巨大ターミナル
- 街に歴史や宗教的な要素を入れてみる
- Dior駅はどれぐらい利用されてる?
- Dior駅の駅前は個性豊か
- シムシティ4はMac App Storeでダウンロード購入できます。
首都Dior最大の駅は巨大ターミナル
写真はDior最大のターミナル、Dior駅の様子です。日本だと新宿や梅田みたいなとこですね。
Dior駅には国鉄以外に私鉄が2社乗り入れをしていて、それぞれ駅の名前が少し違います。
まず写真の一番上に「Grand Dior」と書いてあるのはQuince railのターミナルです。
その一つ下にある小ぶりの建物もQuince railの乗り場で、全部で3複線がQuince railの線路ですね。
※発着路線の説明は下にまとめてあります。
そしてその下は全て国鉄の線路です。
ところで国鉄の線路とQuince railの線路の間に、自由の女神の様なものが建っているのが見えますか?
これはこの世界では「勝利の女神」と呼ばれていて、戦争で勝った時に作られました。
街に歴史や宗教的な要素を入れてみる
DiorがあるRekrea unitedというこの国は、日本とハワイの間のどこかにあるという設定なんですが、第二次世界大戦の時にアメリカと同盟を結んで、日本と戦って勝ったという事になっています。その時に作られた像なんですね。
そういう事もあって、ここはDiorを象徴する場所になっています。
映画などでDiorが登場する時もQuince railの窓から見える勝利の女神を見て「俺はついに首都Diorにやってきたんだ。ここでビックになるんだ」みたいなシーンがよく出てきます。(もちろん妄想)
街を作る時に、歴史や宗教的な要素を少し入れると、本物の街っぽさがさらに深まっていいんですよ。
特に首都は聖域感を出したいので、歴史や宗教の象徴となる様な場所を作ります。こちらの写真をご覧ください。
ここはDior駅から二駅ほど行った所にあるShanlooというエリアです。
真ん中やや下に見える駅はRiverside Expressという私鉄のターミナル駅。真ん中にかなり大きな塔が見えますね。
この塔は「Shanloo monument」と言って、シャングリラという宗教の聖地です。
シャングリラは日本で言う仏教、アメリカで言うキリスト教の様なもので、かなり信者が多いです。その聖地が首都のDiorにあるんですね。いや〜いい感じです。
こういう象徴的なものを街に配置して聖地感を出すというのは、北朝鮮の平壌に影響を受けています。社会主義の国はこう言うの多いですよね。
はい、聖地の話はここまでにして次行きましょう。
Dior駅はどれぐらい利用されてる?
一番上のDior駅の写真に線路がたくさん出てきましたよね。
シムシティ4をプレイした事がある人なら「あんなにたくさんモノレール作って過剰じゃないのか?利用者はいるのか?」と思う人もいると思います。
こちらをご覧ください。
かなり利用されてます。少なくとも供給過剰ではないですね。
特に画面の上方向に行く路線は国鉄&私鉄問わず真っ赤っかで足りてません。Quince railなんか3複線なのに全て真っ赤っか。
さらにDior駅には地下鉄もたくさん乗り入れています。
6路線乗り入れてます。利用率が低い路線もありますが全体的に概ね利用率は高めです。
鉄道中心の街づくりをすると中心駅はこれぐらいの利用者になるんですよ。
Dior駅の駅前は個性豊か
Dior駅は駅の両側で街の雰囲気が違います。
上側はLouvre mallという歩行者天国で、真ん中を路面電車が走る「トランジットモール」になっています。
下側はGrandonという新宿駅の西口の様なビジネス街で、ここも新宿の高層ビル群の様なDiorを象徴する景色のひとつです。
Grandonの高層ビル群の様子。(さっきの写真とは上下逆になってます)
右にあるDior Grandonと書いてある駅はDior Expressという私鉄のターミナルです。
他のDior駅と若干離れているので西武新宿駅の様な感があります。
それにしてもDior駅真ん前のビル3本が黒くなってしまったのは非常に残念です。廃墟ではないんですが、また元の色に戻って欲しいですね・・。
とりあえず今回はここまで。他にもSeramというターミナル駅があるのでまた紹介します。
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※最後におまけで、Dior駅発着路線を全部書きたいと思います。見ても意味不明だと思うので見なくてもいいですよw
Quince railのGrand Dior駅からの発着路線
Quince line・・Quinceに向かう東横線的な路線
Teretha line・・Kangaloo garden方面に向かう田園都市線的な路線
国鉄Dior駅から発着している路線
German line・・隣のGerman群の群都・German市へ向かう路線。急行線と緩行線の複々線になっている。日本で例えると大宮に向かうJR東北線か
Karl line(急行)・・隣のKarl郡Karl市へ向かう路線。急行線のみDior駅まで乗り入れている。快速線だけ乗り入れてる感じは総武線快速か
環状線・・Diorの環状線は急行線と緩行線の複々線になっていて、急行も駅を通過しながらひたすらグルグル回っている。Karl line急行と並走している区間は停車駅がKarl lineよりやや多めになっている。
Farter line・・新幹線を作る時に、駅が設置されず何の恩恵もない地元のために作られた路線。各駅停車のみの複線でたったの4駅しかない。いわく付きの路線。出来た経緯は完全に埼京線
Paltenon新幹線・・前回の記事に出てきたQuinceへ向かう新幹線。終点はQuinceではなくさらに先の国境の街Paltenon。
Quince line・・国鉄のQuince line。急行線と緩行線の複々線。Quince railのQuince lineと競合している。日本だとJR東海道線や神戸線。
Melpine新幹線・・写真でいう左側にひたすら進み、ビジネス都市Elbonを経てNorth land郡の中心都市Melpineに至る新幹線。Melpineはまだ街が出来ていない。
Dior ExpressのDior Grandonから発着している路線
Dior Express本線・・急行線と緩行線の複々線になっている。Elbonに向かう路線。途中のMelroseからは国鉄Melpine線と競合。
さらにDior〜Elbon間の輸送という点ではDior側のターミナルが違うもの、私鉄のRiverside ExpressのElbon線とも競合していて、かなり厳しい戦いとなっている。
このDior〜Elbon間の激しい競合については別記事で書く予定。
書いてて思ったんですが
多すぎる!!!
ここに書いた路線、沿線の街と共に全てシムシティ上に存在していますからね。よくこんないっぱい作ったなぁ。
Dior首都圏第2の都市、Quinceの鉄道事情
初めての方、こちらのエントリを先に読んでみて下さい。↓
今回はDior首都圏第2の都市、Quince市の話です。日本の首都圏でいう横浜にあたる都市ですね。横浜と同じく人口規模の割に中心部がパッとしません。
Dior都市圏・第2の都市の開発
写真はQuince市の中心部です。Quince市も横浜と同じく住宅都市と化していて、人口の割に中心部がパッとしません。
Quince駅の前には高層のオフィスビルが立ち並んではいるんですが、なんか好きじゃないですね。みなとみらい的な新都心もありません。
でもこの街は鉄道事情がとっても面白いんです。
2大都市に挟まれた新幹線の途中駅
まず最初に紹介したいのは、新幹線のQuinceとDiorの間にある唯一の途中駅、Sermokone駅です。唯一の途中駅っていうだけでワクワクしませんか?この駅が面白いんですよ。
ここは首都のDiorにも首都圏第二の都市Quinceにも1駅で行けるんですが、在来線がありません。乗り換えのできる鉄道が全くないんです。
武蔵小杉に新幹線の駅を作って、東横線も横須賀線も全部取っ払ったような感じといえば伝わるでしょうか。
なのですぐ近くの街に働きに行きたい場合、車かバスを使うしかないんですね。便利なのか不便なのかよく分からない街です。
シムシティの住民は遠距離通勤を嫌うので、当初この街は全然発展しなかったんですが、ようやく高速のインターがある側にオフィスやマンションが建ち始めて新幹線の駅らしくなってきました。逆側は依然として微妙なままですが・・。
ちなみにこの駅は地元の政治家の力で作られた「本当は出来る予定のなかった駅」です。
周りは何もない草原だったし、接続する鉄道路線もない。こういう何かがおかしい新幹線駅、味わい深いですね〜。
ワケありの終着駅
続いてこの写真をご覧ください
Quince市にはQuince metroという地下鉄が4本走っています。写真中央やや左に見えるPonlooという駅はそのうちの一本の終点。
Quince metroは全ての路線が郊外では高架になっていて、この駅もいくつかある高架駅のひとつです。
その右にPon fieldという駅がありますよね。これはQuince Railという私鉄の駅です。
この路線はDiorの中心とQuinceの中心を結ぶ路線で、東急東横線みたいな存在。
でもこの2路線、おかしくないですか?メトロが終点の手前で急にカーブして終点になっています。
真っ直ぐ進めばQuince railの駅があるのに、わざわざ乗り換えを不便にしてしまっています。Quince rail側も急行線に駅がありません。
これは都市計画の失敗じゃありません、Quince railがメトロのPon field駅への乗り入れに猛反対した結果こうなったんです。
当初、メトロはこの路線の終着駅をQuince railのPon field駅のすぐそばに設置して、乗り換えができるようにする予定でした。
終着駅では他路線に乗り換えができた方が便利だし、利用客が見込めますからね。
ところがこれにQuince rail側が猛反対。「そんな事をしたらQuinceの中心部に向かう利用客が地下鉄に流れてしまうじゃないか!」
これは日本で例えるなら大阪の中百舌鳥問題が近いですね。私鉄も地下鉄もルートは少し違いますが、Quince駅に向かいます。競合してるんです。
という事で散々話あった結果、終着駅を若干離れたPonlooに設置する事で合意。この不自然なカーブは揉めに揉めた末のカーブだったんです。
逆の終着駅は海水浴場
最後にこの路線の逆側の終着駅も味があるので見てください
地下鉄(の高架区間)の駅前だとは思えないぐらいのどかです。なぜこんな所まで路線が建設されたんでしょうか?
ここは駅名にもある通り海水浴場なんですね。かなり小さいですがw
Quince唯一の海水浴場として人気なので、人口もビジネス需要も少ないですが作られました。ゲーム上は何のメリットもありません。単なる税金の無駄遣いですw
ニューヨーク地下鉄のA線の東の終点がRockawayという海水浴場なんですが、それに影響されて作りました。一度路線図見てみてください、なぜこんなとこに電車作った?ってとこに路線ありますから。
今回も語り出したら止まらなかったですね〜。これからもどんどん書いていきますよ!
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都心から少し離れた郊外のニュータウン開発。
初めての方はこちらの記事から読んでみてください。
今回は都心から少し離れた郊外のニュータウンを紹介します。
- 都心からやや離れたニュータウンの開発
- Kangaloo gardenの沿革
- 急行で都心までスムーズに通勤
- Kangaloo gardenの特徴
- 駅から遠い地区の戸建てゾーン
- シムシティ4はMac App Storeでダウンロード購入できます。
都心からやや離れたニュータウンの開発
今回は都心から少し離れた郊外に位置するKangaloo gerdenというニュータウンの話。
都心からどのぐらい離れているのかというと、イメージ的には田園都市線で言う青葉台ぐらいです。
分かりますかね。総武線で言うと稲毛。南海高野線でいうと金剛。うーんなかなかしっくり来るのがない。
まぁとにかく「都心から普通に通えるけどちょっと距離がある」場所って事です。
このニュータウンを開発しているのは大都市Diorの中心・Dior駅にターミナルを持つQuince railという私鉄。(もちろん妄想)
沿線人口を増やすためにこのKanga地区で行った開発を紹介します。
Kangaloo gardenの沿革
このKangaloo garden駅は、Quince railという私鉄のTeretha lineの駅です。
この路線は東京でいう田園都市線の様な感じで、元々沿線は何もない田舎だったんです。
しかし首都Diorの急激な発展に伴って、首都圏の郊外がどんどん都心の外側へ拡大。
何もなかったTeretha lineの沿線に住宅地がたくさん作られるようになりました。
都心から比較的近い郊外エリアは開発し尽くしたので、次は都心からまあまあ離れたこの“Kanga”という地域に白羽の矢が立つ事に。
そのKanga地区の一番Dior寄り、“Kangaloo”と呼ばれるこの場所にニュータウンを作る事が決定。そのための新駅も作ることになりました。
急行で都心までスムーズに通勤
もちろん自社で作る重要なニュータウンなので急行は停車します。都心からまあまあ距離があるのでこれは必須ですね。
Teretha lineは遠近分離の運行形態になっていて、都心に近づくほど急行の停車駅が少なくなります。
このKangaloo駅は遠近分離の“遠”の最初の駅。この駅から都心方面は急行がどんどん駅を通過。一気に飛ばします。
現実世界だと常磐線の柏がこんな感じかな?柏から一気に通過駅増えますよね。関西だと近鉄奈良線の生駒もこれに近いと思います。
逆にKangaloo gardenより郊外方面は1駅通過してまた停車という「隔駅停車」になって、利用者がそんなに多くない駅も停まります。
遠近分離の「遠」の区間になるんですね。
この遠近分離の面白さ、分かる人いますか?w 特定の駅から急に停車駅が増えるギャップがたまらないんですよ。
都心方面は利用者の多い駅も通過してたのに、「遠」の区間に入ると写真のRaffle Hillsみたいな駅にも急行が停まっちゃうこの感じ。最高です。
Kangaloo gardenの特徴
さて、鉄道のことばかりじゃなく街の話に行きましょう。
もう一度Kangaloo gardenの駅前の写真をご覧ください。
Kangaloo garden駅の駅前は坂になっていて、ちょっとした丘になっています。
駅前が坂になってるなんて開発する場所の地形としては最悪ですよね。平地のほうが絶対いいです。
でもこれもあえて制限が生じる場所を選んでます。当サイトで何度も言ってる「非合理性をあえて入れて個性を作りだす街づくり」の一環ですね。
ニュータウンらしく駅の真ん前は商業地区(お買い物ゾーン)になっていて、マンションは少ししかありません。
本当は緑地があるところに駅前マンションを建てたいところなんですが、傾斜がきついので緑地にしかできないんですね。
これも「せっかくの急行停車駅の駅前が緑地になっている」という非合理性、言い方を変えれば贅沢な土地の使い方になっていて個人的にかなり好きですw
駅から遠い地区の戸建てゾーン
丘の上から始まるマンション地帯ですが、駅から若干離れた場所にしかマンションを建てる所がない&その駅自体が都心からまあまあ離れている、という事もあってマンションの開発は控えめです。すぐに戸建てエリアとなります。
この戸建てエリアがニュータウンっぽさを出す重要な所なんですよ。曲線を所々に使って、あとは整然と家が並んでいるようにする。
あと現実のニュータウンは歩車分離が徹底している所が多いんですが、シムシティではそれは難しいです。
なのでその代わりに、戸建てエリアに用がない車は出来るだけ大通りを通過するように道路を引いて「車の地元&よそ者分離」をしています。
ちなみに駅の東側(写真では左側)はQuince railが開発するエリアではなく、元からあった集落に突然急行停車駅ができて急発展したエリアです。
駅の西と東が全然違うのもKangaloo gardenの特徴ですね。
以上、都心から少し離れた郊外のニュータウン開発の紹介でした。
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シムシティ4で“生きた街”を作るには
ようこそMod少なめのシムシティ4開発日記へ。
このサイトにたどり着いたという事は、シムシティ4好きですよね?それ以降のシムシティはありえない!っていう素晴らしい感覚の持ち主ですよね?僕もです。
あと鉄道好きの人もいるかもしれません。鉄道は鉄道でも、都市の一部としての鉄道が好きな方。鉄道中心の日本的な都市開発が好きっていう方。
そんなあなたもこのサイトは何か思うことがある・・はずです。(「こいつ頭おかしい」など)
- プレイ環境やゲーム中のお金のチートについて
- 鉄道その1、大都市近郊は複々線で急行運転
- 鉄道その2、都心からやや遠い郊外は複線&各駅停車
- 鉄道その3、さらにその先のローカル区間は地上鉄道
- 鉄道その4、国鉄と私鉄の区別がある
- 鉄道その5、競合区間では激しい戦いも
- 鉄道その6、新幹線もある
- 鉄道その7、地下鉄に関するいろいろ
- 道路に関するこだわり
- シムシティ4を久しぶりにプレイしたくなった方へ
当サイトはModは交通系の「NAM」というModのみを使って、日本的な鉄道中心の街づくりをひたすら行う、マニアックな都市開発の記録です。
単に鉄道中心ってだけではなく、街に個性を与えるために、現実世界でよく起こる非合理的なことをたくさん街作りに取り入れてます。
国鉄と私鉄が競合して供給過剰になってたり、地下鉄が近隣の鉄道会社の圧力で中途半端なところが終点になっていたり・・。街の人々による、色々なストーリー(妄想)があるんですね。
シムシティは市長の独断で道路を引いたり区画を決めたり出来るので、人工的な街並みになりがちじゃないですか?社会主義の国みたいな。(よく中国の深圳の街並みがシムシティみたいとか言いますよね)
そんなシムシティに民主主義的な概念を取り入れてみたらどうなるか?当サイトで紹介するのはそんな街作りです。
そういう都市開発日記がネット上に見当たらないので自分で作りました。皆さんのシムシティ4ライフに新しいアイデアや楽しみ方を提案できたらと思います。
それでは以下、僕が長年かけて編み出した“一味違う街づくり”を紹介していきます
プレイ環境やゲーム中のお金のチートについて
まずプレイ環境を簡単に説明します。
PCはMacで、言語は英語でやってます。なので地名や駅名は全て英語名です。前述の通りModは交通系のNAMというMod以外は入れてません。
あと僕はシムシティには経営ゲームとしての面白さはあまり求めていないので、ゲーム中のお金はcheatを使ってその都度増やします。(国から補助金が出ているという設定)
ただしお金の制限がない訳ではなく、黒字は目指します。収支があまりにも悪くなっている時は新規の投資は控えたり、高速道路に料金所を設置したり・・。
それ以外にも後述しますが、お金の制限がない代わりに色々な規制を自分で定めています。
鉄道その1、大都市近郊は複々線で急行運転
シムシティ4ではなぜかモノレールが速達系の交通として登場します。その関係で僕もモノレールを主力の通勤鉄道として使ってます。現実世界で言うJRや私鉄の在来線の大都市近郊区間ですね。
ちなみに冒頭の写真は首都Diorの最大の駅・Dior駅です。モノレールで作られた在来線がたくさんありますね。
大都市近郊区間ではほぼ全ての路線が複々線になっています。片方の線が急行線、もう片方が緩行線になっていて、急行通過駅では緩行線の方にしか駅がありません。
この急行停車駅を考えるのが楽しいんですよ。
写真の例では右から地下鉄(高架区間)が来ていて乗り換え駅なんですが、あえて急行は通過しています。急行に利用者が集中しないように分離してるんですね。大阪の中百舌鳥の状況に近いと思います。
鉄道その2、都心からやや遠い郊外は複線&各駅停車
大都市近郊区間でも都心からやや距離がある区間になると複線になります。
そこまで来ると急行も各駅に停車。沿線には戸建て中心のニュータウンがたくさん見えてきます。ニュータウンの開発もシムシティ4の醍醐味ですね〜。曲線を所々に使ってニュータウンっぽさを出します。
たくさん駅を通過する急行や快速が、末端区間では各駅停車になる。そのギャップが好きなんですがこの気持ち分かる方いますか?w
千葉駅以遠の在来線とか、阪和線の日根野〜和歌山間とか。「名ばかり快速」ってやつです。味わい深いですね〜。
鉄道その3、さらにその先のローカル区間は地上鉄道
ニュータウンが林立する区間をすぎると、完全なローカル区間になります。
ローカル線区間はモノレールではなく、地上鉄道で建設します。ここまで来ると大都市圏外なので沿線は基本的には田舎。青梅線の青梅より先とか完全にこれですね。
この区間の開発も都市圏の開発とは全く違った趣があって面白いです。山奥の秘境駅とか作ったりね。
地上の鉄道はその特性上、武蔵野線や大阪モノレールのような都市近郊の外環状の路線にも使います。これがいつも想定以上の利用者数でよく混むんですよね〜。混雑がひどい場合は高架鉄道を並走させる事もあります。
鉄道その4、国鉄と私鉄の区別がある
大都市近郊は日本の東京や大阪の状況と同じく、私鉄が存在しています。
もちろんそれは僕の頭の中だけの話で、ゲームのシステム上は全く同じモノレール線です。当サイト名物「妄想」ですねw
単に鉄道を引くんではなく、私鉄と国鉄を分ける事で色々なストーリーが生まれて街づくりに深みが増すんですよ〜。
ちなみに冒頭の写真も左下と右上のターミナル駅は私鉄のDior駅です。(しかも大阪の梅田の様にそれぞれ正式名が異なる)
一応私鉄と国鉄の明確な違いも定めています。
私鉄は現実世界と同じく駅間が短めで、少しでも儲けようとするので支線も多め。沿線開発に積極的なのでニュータウンも多めです。
あと市営地下鉄が自社線の近くに延伸を計画した時に猛反対したりもします。そのあたりの話は別記事で紹介↓
鉄道その5、競合区間では激しい戦いも
私鉄と国鉄は単に別々に存在してるだけじゃなくて、現実世界同様、競合区間で激しい戦いを繰り広げたりします。これがまた面白いんです。
少しでも速達性をあげるため私鉄側が一部区間を3複線にしたり、阪神なんば線のような新線を作って都心側ターミナルを増やしたり・・。シムシティ上でこんな事やってる人、僕以外にいるのかなぁw
私鉄と国鉄が存在する事で、明らかに供給過剰になってる区間もあります。和歌山市における南海本線とJR阪和線のような感じですね。
人の往来がそこまで多くない区間なのに、国鉄2複線+私鉄2複線の4複線の線路があって全部ガラガラ。みたいな事が一部区間で起こってます。
そういう非合理的な感じ民主主義らしくて好きです。
こういう非合理的な事例って現実世界にもたくさんありますよね?そういうのをシムシティに持ち込む。それが僕の提案するシムシティ4の楽しみ方です。(その代わりお金はチートを使う)
鉄道その6、新幹線もある
冒頭でも言った通りNAMという交通系のModを入れているので、モノレールよりも速いHSRという高速鉄道を使う事ができます。
もちろんこれは新幹線として使用。現実世界と同じく複線で建設して、駅間も極限まで長くしています。
それでもマップの広さに限界があるので、停車駅の間隔としては在来線特急ぐらいになってるかな。本当はもっと長くしたいんですけどね。
新幹線の駅は新大阪や新横浜のように中心部からやや外れた所に建設されて「新」が付くことが多いですが、それも再現してます。英語なので「New」ですが。
あと静岡の三島のように、都心からかなり離れた所から新幹線で通勤する街もいくつかあります。
そういうとこは新幹線駅の周りだけ異様にマンションが林立してて面白いんですよ。そこだけ通勤圏になってる感じ、たまらない。
新幹線通勤の街について詳しくはこちらの記事で詳しく紹介↓
鉄道その7、地下鉄に関するいろいろ
上でも少し触れましたが、もちろん地下鉄もあります。大都市には欠かせないですよね。
地下鉄にも現実社会の非合理性を色々持ち込んでます。まず市営なので隣町には出来るだけ乗り入れません。
乗り入れても現実世界と同じく、街の外れに少しだけという事が多いです。これは大阪に事例が多いですね。八尾南とか門真南とか。
あと上でも少し触れた様に、周囲の鉄道会社の反対で中途半端なところが終点になってる場合もあります。そして個人的にすごく好きなのが、「政治的理由で作られた明らかに無駄な路線」。
その地域に有力な政治家が住んでいて、その人のゴリ押しで出来てしまった無駄な路線です。これも大阪に今里筋線という最強の事例がありますね。
そういう路線をあえて作るんです。そんな謎の路線が開業する事で、その街にいくつかのストーリー(妄想)が付加されるんですよ。
まずその路線自体に「ゴリ押しで出来た路線」という個性が与えられますよね。
さらにゴリ押しが通ってしまうような腐敗した街というイメージも付きます。その路線の沿線は「ゴリ押しによって得した地区」になるし、そのゴリ押し路線の利用促進の為にいろんな投資をするのもバカげた感じで楽しいです。
あえて非合理的なものを作って街に個性を与える。繰り返しになりますが、これがシムシティを最大限に楽しむコツなんです。(地下鉄はほんの一例)。合理性を追求すると同じ様な街ばっかりになるでしょ?
色々なストーリーが加われば加わるほど、単なるゲーム上の架空の街が実際の生きた街のように見えてくるんです。
道路に関するこだわり
ここまで鉄道を中心に街作りについて述べてきましたが、最後に道路交通についても触れておきましょう。
まず基本的に、大都市近郊では
- 短距離移動は2車線道路
- 中長距離移動は高速道路&4車線の大通り
で移動するように道路を引いています。長めの車移動は幹線道路でしてくれって事ですね。なので2車線道路は利便性が全く考えられてない事が多いです。
隣の地区に行くのに5回も6回も曲がらないといけない、っていう場合も普通にあります。個性重視ですね。
あと都心や急行停車駅の駅前とかじゃない限り、碁盤の目にはしません。シムシティでは効率を優先すると3×3マスの碁盤の目をたくさん作りたくなりますよね。でもそれだと何度も言ってるように、同じような街を量産する事になるんですよ。
僕としては架空の街感の少ない自然な街にしたいので、曲線を使ったりあえて斜めに道路を引いたりします。多分一般道の引き方に関しては言葉で説明するよりも写真を見た方が早いかもしれません。
他の記事にも街の写真たくさん載せてるんで、参考にしてみて下さいね。
シムシティ4を久しぶりにプレイしたくなった方へ
こんな文章読んでると、シムシティ4をだんだんプレイしたくなってきますよね。古いゲームだしもう売ってないかな・・と思った方、諦めるのは早いですよ!
Mac app storeでダウンロード販売してます。
Mac持ってる方、ぜひやってみてくださいね〜。
Amazonでも売ってるんですが、動作保証がWindows XPしか書いてないのであまりオススメできないです。買う場合は自己責任で。
とりあえずこの記事で言いたい事は以上です。これからどんどん書いて行く(はず)なのでよろしくお願いします。
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